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4-1、ファイルを暗号化するには(ロックする)

(1)暗号化するファイルを指定する

「E」ボタンを押すとお馴染みのファイルを開くダイアログが出てきますので、暗号化するファイルを選択してください。CTRLやSHIFTキーを押しながらの複数選択が行えます。選択したら「開く」を押します。

この操作の他に、ドラックアンドドロップが使えます。エクスプローラー等で暗号化したいファイルやフォルダを選択した後、それを「E」ボタン上にドロップしてあげるだけです。フォルダをドロップした場合、そのフォルダの中の全てのファイルが選択されます(さらにサブフォルダを含めるかどうかは、オプションで設定できます)。

なお、コマンドラインオプションとともにファイルを指定して実行した場合は、本操作は必要ありません。EDは下記(2)の状態で起動します。

Note:

Windows共通の方法ですが、EDが他のウインドウの影に隠れてしまったり、タスクバーにアイコン化してしまってドロップできない場合は、ドラックしてきたままマウスカーソルをタスクバー上のEDのアイコンの上で数秒間静止していれば、EDのウインドウが開きます。

Important:

Windowsの仕様上(?)、ドラックアンドドロップ以外の方法で、大量の(4、5百個以上)のファイルをEDへ一度に渡そうとすると、全て正しく渡せないことがあります。その場合はドラックアンドドロップを使うようにしてください。

安全のため、処理対象ファイル名(パスを含まない名前+拡張子部分)には文字数制限(半角の場合で200文字未満)がVer3.3よりつきました。なお、この制限を越える長さの名前のファイルをドラックアンドドロップで渡そうとすると、リストに正しく表示されませんのでご注意下さい。

(2)指定されたファイルを確認する

(1)の操作を行うと、選択されたファイルのリストが表示されているウインドウが開きますので、確認してください。もし取り消したいファイルがある場合は、選択してDeleteキーを押すことでそのファイルをリストから外すことが出来ます。リストの選択はCTRLキーやSHIFTキーによる複数選択が可能です。

確認し終わったら、OKを押して次に進みます。

(3)パスワードを入力する

(2)の操作を行うと、暗号化に必要なパスワードの入力を行うダイアログが開きます。パスワードは誤入力防止のため、入力と再入力の2つの項目に同じパスワードを入れる必要がありますので、それぞれ入力してください。また同様の理由により、カナ漢字変換機能(IME)は利用できなくなっていますが、全角文字を入力したい場合はカット&ペーストすれば可能です。 (ただし、パスワードに全角文字を用いることは一般的ではなく、推奨されません。)

次に「ヒント」という項目がありますが、これはファイルにかかっているパスワードについてのヒントを、付加できる機能によるものです。付加されたヒントは復号時に誰にでも見ることができます。この機能は、ネットワークを通じて公開する場合のクイズ的な使い方や、「20年前に飼っていた猫の名前を逆さにして3回」(笑)のように自分だけがわかる情報をいれておき、パスワードの損失を防ぐといった使い方などが考えられます。必要に応じて入力してください(必要ない場合は空白でOKです)。

一番下の「パスワードの照合」という項目は、日常使っているパスワードとは異なったパスワードを入力してしまい、さらにそれに気づかずにいるという事態を防ぐためのものです。使い方は簡単で、現在入力したパスワードを日常使っているパスワードと照合したい場合は「照合用ハッシュと照合する」に、現在入力したパスワードを日常使っているパスワードとして登録したい場合は、「照合用ハッシュを登録」に、なにもしない場合は、「なにもしない」にそれぞれチェックを入れてください。

Note:

登録したパスワードは特殊な方法(SHA-1ハッシュ:不可逆な要約情報化)で加工したのち、INIファイルに保存されますので、登録してもパスワード自体が保持されるようなことはありません。保持されるのは照合にしか役立たない情報です。安心してご利用ください。(登録したハッシュをクリアすることもできます。)

全てよければ、OKを押します。その際、入力されたパスワードが、オプションで設定されたセキュリティレベルの必要とする文字数より少なかったり、パスワード照合機能(下記)を利用していて、入力したパスワードが登録されているものと異なる場合、再入力を促すメッセージが表示されますのでご注意ください。

(4)暗号化・終了

(3)で入力されたパスワードが有効であれば、ファイルが暗号化されます。経過が表示され、終了するとその旨通知されます。

ファイルのアクセスが制限されているなどの理由で暗号化に失敗することがあった場合は、リストの当該ファイルに*暗号化失敗*などと表示されますので確認してください。

Note:

オプション設定で暗号化後に元ファイルを抹消する設定になっていると、1ファイルの処理が終わるたびに抹消処理が行われます。もし大容量ファイルの処理中などで(セキュリティを差し置いてでも)この処理をスキップしたくなった場合は、「抹消をスキップ」ボタンを押すことで、抹消処理をすぐに中断し、残りを通常の方法で削除した後、次の処理へ進むことができます。

全て終了したら、「閉じる」を押して最初の画面に戻ります。

暗号化したファイルの復号方法

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