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1、はじめに

ED(イーディー)は強力な暗号化アルゴリズムと、使い勝手重視のシステムがウリの、Windows用フリーウェアファイル暗号化ツールです。簡単な操作で、ファイルを自在に暗号化することができます。例えばディレクトリごと暗号化してハードディスクの中身を保護したり、インターネットで秘密のファイルを送りたい場合などに最適です。暗号化されたファイルは暗号化時に設定したパスワードを用いて復号(元にもどす)するまで全く意味を成さなくなります。

こういったツールはこれまでにもあったのですが、例えばPGPに見られるように、テキストの暗号化機能や公開鍵暗号などがごっちゃになっていて初心者には非常に使いづらかったり、そうかと思うと、使い勝手はそこそこ良いのだけれども、暗号強度に問題があったりして、とても大事なファイルを託すことができない場合がしばしばありました。さらにシェアウェアである場合も多いので、ネットワーク等を介して利用してもらう場合などには不向きでした。

その点EDは、鍵長最大256ビット暗号アルゴリズムをベースにした、解読不可能レベルの暗号化も可能である強力な暗号強度を保っているにも関わらず、その操作システムは極めて単純で、随所に説明を入れてありますので、少しWindowsに触ったことのある人なら、このマニュアルを読まなくてもすぐに使いこなすことが可能です。さらにパスワードのヒントを付加できる機能や、多様な入力インターフェイス、セキュリティレベル設定による安全なパスワード入力、ファイル名隠蔽・復元機能、日付復元機能、パスワード誤入力防止機能、経過データ完全抹消機能など、 便利で個性的な機能を思いつく限り備えました。

またVer3.0からは、ユーザが分かって選べるセキュリティをコンセプトに、3種類の暗号アルゴリズム(TwoFish、Rijndael、GOST 28147-89)から使用するアルゴリズムを選択できる機能を付加しました。いずれも非常に強力な暗号アルゴリズムですが、中でもRijndaelは、2000年10月にアメリカ合衆国政府の公認暗号に選出されています。さらに設計の大幅な見なおしを行った結果、強度を落とさずに高速な暗号化を行うことに成功しましたので、ブロードバンドの普及に伴う、大容量データ保護のニーズにも耐えるものとなりました。さらにVer3.3系列からは、 2GBを超える、超大容量のファイルの快適な処理に対応するべく、機能の拡張を行いました。

さらに2009年からは、より便利なソフトになるよう、ユーザの皆様のご意見を頂きながら、より挑戦的な取り組みも行っています。

さらに2011年には、久しぶりにメジャーバージョンアップを行い、ファイルフォーマットの改良、インストーラ+バンドルソフト付きバージョンのリリースなどを行いました。

情報化の時代と言われる今日この頃ですが、このツールが皆様の情報のプロテクトに少しでも貢献できることを期待しています。

作者

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